精力剤の基礎知識
精力剤を飲み始める前に精力剤について基本的な情報を整理しておきましょう。。
昔、管理人は闇雲に精力剤を買いお金をドブに捨てる行為を何度も繰り返していた過去があります。
結論を言うと、精力剤は精力・勃起には有効です。しかし、精力剤には種類や特性があり、自分の悩みにあった的確なものを使わないと全く意味がありません。
知識がないという理由で精力剤を効果的に使えないのは勿体無いので、まずは精力剤というアイテムについて基本的な知識を持っておきましょう。
区分 | 種類 | 別名 | 成分 |
---|---|---|---|
非医薬品 | 精力剤 | 性力剤、性力増強剤、精力増強剤、メンズサプリ | アルギニン、シトルリン、亜鉛、マカ、クラチャイダム…etc |
医薬部外品 | 滋養強壮剤 | 強壮剤 | タウリン(アミノエタンスルホン酸)、他生薬エキスなど |
医薬品 | 勃起薬 | ED治療薬、勃起剤、勃起促進剤 | シルデナフィルクエン酸塩、塩酸バルデナフィル水和物、タダラフィル |
強精剤 | 性ホルモン剤 | メチルテストステロン | |
媚薬 | 催淫剤(サイインザイ) | ヨヒンビン(ヨヒンベ)、ストリキニーネ |
この表が公表されている位置付けというわけではありませんが、造語や世間での浸透率・認識を踏まえると、初心者の人が精力剤選びをする際に1番しっくりくると思います。
まず、覚えておくべきは「精力剤は医薬品ではない」ということ。 他メディアでは精力剤の中に勃起薬、強精剤、滋養強壮剤というようにカテゴリしていますが、ココが1番わかりにくくしているポイントになっています。
基本的にこれら精力や勃起に関する商品は「副作用リスク」が1つの基準となり、区別されています。
それをテーブル表にしたのが以下。
非医薬品販売登録者非常に低い薬局、通販精力剤、サプリメント
医薬品分類 | 販売者 | 副作用リスク | 販売方法 | 該当商品 | ||
医療用医薬品(処方薬) | 医師・薬剤師 | 非常に高い | 病院処方 | 勃起薬(ED治療薬)、強精剤 | ||
OTC医薬品 | 要指導医薬品 | 薬剤師 | リスク不明 | 薬局 | – | |
一般用医薬品 | 第1類医薬品 | 基本的に高い | 薬局、ネット通販 | 滋養強壮剤、強精剤 | ||
第2類医薬品 | 薬剤師or登録販売者 | 比較的に高い | 薬局、ネット通販 | 滋養強壮剤、強精剤 | ||
第3類医薬品 | 薬剤師or登録販売者 | 比較的に低い | 薬局、ネット通販 | 滋養強壮剤、強精剤 | ||
医薬部外品 | 販売登録者 | 基本的に低い | 薬局、通販 | 精力剤、滋養強壮剤 | ||
非医薬品 | 販売登録者 | 非常に低い | 薬局、通販 | 精力剤、滋養強壮剤 |
このように「飲んだ時のリスク」によって別けると、購入手段、該当する商品がわかりやすいと思います。
精力剤を含む精力や勃起に関わるアイテムの購入を検討される際は、まずこの関係性と区別を理解しておきましょう。
それでは各商品(アイテム)ごとに詳細を解説していきましょう。
1.精力剤
精力剤は「性力剤」「性力増強剤」など色々な呼び名がありますが同じ言葉と認識してOKです。
ビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素を配合して作られている商品で、医薬品に指定されている成分が一切含まれておら、副作用やリスクなどがほぼありません。
しかし、精力剤に即効性はなく、人によっては実感が得られないケースもあります。
精力や勃起力が高まる理論としては、生殖器官に適切な栄養を与えて機能を高めてくれます。ちなみに、管理人が愛用しているのも精力剤になります。
管理人も愛用している精力剤ですが、それでは”精力剤”について「特徴・効果・副作用」といった内容を掘り下げて解説しましょう。
精力剤はどのようにして勃起力・勃起の持続力に働きかけるのか詳しく説明しましょう。
実体験から語る精力剤効果の真相!「本当に精力剤で精力・性欲は高まるの?」
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【格安の精力剤は買うな!】精力剤に対するネット民(2ch)の意見と経験談まとめ
ネット民の意見と管理人の体験談から「こういう精力剤買うと失敗する」というポイントや特徴をまとめてみました。
2.滋養強壮剤
滋養強壮剤は医薬品~医薬部外品まで幅広い区分で取り扱われている商品です。養命酒やユンケルなどが滋養強壮剤として有名で、生薬や原料から抽出したエキスを配合して作られます。
つまり、配合している生薬や原料の違いが医薬品か医薬部外品の違いになります。
また、漢方薬(漢方精力剤)ととても類似していて、夜な夜な薬局では全く同じ商品・分類として位置付けしています。
滋養強壮剤は精力剤と同じく生殖器官に対して、有効な栄養素を与えて、精力・勃起の増強を図る商品になります。
今やコンビニでも買えるくらい一般化していますが、滋養強壮剤について常識といえる情報をまとめてみました。
3.ED治療薬(勃起薬)
ED治療薬の中で一番知名度のある商品といえば「バイアグラ」です。病院用語では「ED治療薬」という名称ですが、世間的には「勃起薬」という名前で浸透しています。(ED治療薬=勃起薬です。)
バイアグラ以外にもシアリス、レビトラなども世界的に有名なED治療薬です。
バイアグラに含まれている「シルデナフィル」という成分は医薬成分で、この成分が作用することで勃起を高める効果が得られます。
即効性も高く勃起力を高めるために1番効果が見込めますが、病院にて処方されない限り日本では手に入れることはできません。(個人輸入という手もあります)
勃起薬(ED治療薬)を使用する前に知っておきたい、勃起薬の効果・副作用・価格・特徴など詳しくまとめてみました。
4.強精剤
強精剤はネット通販でも販売されていますが、病院で処方されるタイプの商品もあります。
強精剤の成分は主に男性ホルモン(テストステロン)です。
男性更年期障害(LOH症候群)の治療でも強精剤(ホルモン剤)は使われていて、精力減退や性ホルモンの低下からくる勃起力低下に効果が高いとされています。
ボディービルダーなどが服用するドーピング薬も強精剤の1つで、飲み方を間違えるとひどい副作用や高いリスクを伴うので、通販で購入できますが、アドバイスなしで個人が扱うにはかなり危険です。
強精剤がどういった症状の男に効果的なのか、副作用・危険性など…使用前に絶対に頭に入れておくべき知識をまとめてみました。
媚薬
媚薬は性的興奮を高める作用をもつ薬で、代表的な成分にヨヒンビンというものがあります。
昔から使用されていた成分で「精力剤の走り」と言っていいでしょう。現在ではヨヒンビンは医薬成分として指定されていますが、ネット通販で購入することも可能です。
ニュースなどでよくある「精力剤販売者を逮捕」は精力剤にヨヒンビンをこっそり含ませて販売していたケースが多く、精力剤の業界では「ヨヒンビン」は悪の代名詞といった感じです。
ヨヒンビンは精神作用がある成分で、服用方法によっては死亡報告もあります。
また、嘔吐などの副作用も多くED治療薬が開発されて以降は使用者が減少しているのが現実です。