勃起力・持続力に効果のある精力剤とイチオシ商品
男の勃起力や維持力には”血流”が深く関係しています。もちろん、血流だけで勃起が成り立っているわけではないので、血流だけを高めても意味がない場合もあります。
血流以外に大切な機能に関しては「男が勃起する仕組み&メカニズム」で詳しく解説しているので参考にしてください。
とは言っても、強い勃起において血流が重要なのは間違いありません。身体の機能の総合得点が勃起となって現れるわけですが、中でも血流は勃起の持続力と強さ(硬さ)に影響を与えます。
つまり、勃起力や勃起維持力に対して効果的な精力剤は血流(血管の健康)に対して影響を与えてくれる特性のあるものになります。
- 「最近、中折れの頻度が多くなっている…」
- 「勃起はするが、持続が難しい…」
- 「勃起力(硬度)がイマイチ…」
などの状況で悩んでいる人は血流に対しての働きかけてくれる成分を含んでいる精力剤がを試す価値が高いです。
逆に「血流に対して特化している精力剤を続けているに全く勃起に変化がない」という人は、血流の問題で勃起力が低下しているわけではないことになります。
その場合は、どれだけ続けても意味が無いので他の精力剤にシフトしましょう。
勃起に対して有効な精力成分
勃起と血流(血管)が密接に関係している以上、血流に対して有効な成分や原料を補給することが精力剤選びでキーポイントとなります。
精力剤と言っても多くの成分(栄養素)を含んでいる商品がほとんどで、特に初めて精力剤を買う・買おうか迷っているという人からすれば、何が何だかよくわからないと思います。
そこで血流・血管の健康に有効な成分や原料をピックアップしてみたので、それを含む精力剤とともに見ていきましょう。
血流に働きかける定番成分「ジンゲロール(ショウガオール)」
ジンゲロールとは生姜に含まれている成分の1種で、「生姜を食べる=血流が良くなる」というのはシンゲロールの働きによるものです。
ちなみに、シンゲロールは乾燥・加熱されることで、ショウガオールという成分に変化します。
冬の季節など、生姜を食べると身体がポカポカと暖かくなるのは、シンゲロールが血管を拡張させる働きをし血流を良くしているからです。
さらに、シンゲロールにはプロスタグランジンという血管を収縮させるホルモン物質を制御する働きがあって、この角度からも血流を促す性質をもっている万能な成分と言えます。
血流にプラスを与えるだけじゃなく、マイナスを排除する役割を担っているのがジンゲロールであり、生姜という万能な食品というわけです。
血管の健康を保つ成分「シトルリン」
シトルリンは今や精力剤の成分として定番化していますが、注目されたきっかけは血管の機能を支える役割を担っている成分だからです。
血流は血管が硬くなることで、滞ってしまう特性があります。俗に言う動脈硬化という生活習慣病の1つになりますが、老化や悪い生活習慣などにより人間の血管はどうあっても硬くなってしまい血流が低下してしまいます。
そして、身体の中でNOを高めてくれる成分こそがシトルリンです。
「シトルリンなしでは血管の機能は語れない」と言えるほど最重要成分だと思ってください。
その重要性と勃起に対する有用性はシトルリンが精力と勃起力に与える効果!で詳しく解説しています。
シトルリンと深い関係にある成分「アルギニン」
シトルリンとよく似た成分に「アルギニン」があります。素人からするとほぼ同じ成分として認識してもいいくらいですが、栄養学的に言えば異なる栄養成分なんです。
アルギニンとシトルリンは解りやすく言えば、孫悟飯とグレートサイヤマンと同じような変身前と変身後の関係です。
成分としての働きや効能はシトルリンとセットで考える必要があり、その詳しい内容は以下のページで解説しています。
血管の老化を防止する栄養素として有名なアルギニン。血管・血流の健康は勃起力に欠かせない存在です。アルギニンの持つ効果・効能を詳しく見てみましょう。
血管の老化を防ぐ「ポリフェノール」
ワインでもおなじみの成分「ポリフェノール」も血流に対して有効的な成分です。そもそも、ポリフェノールは抗酸化作用という老化を防ぐ働きが強いので、これが血管の老化に対しても有効なんです。
日本より海外の方がポリフェノールの研究は進んでいるんですが、ポリフェノールを積極的に摂取している人は循環器系の病気(血管が関わる病気)の発症率が低いという研究結果が公開されているくらいです。
それほどポリフェノールが血管の健康管理に重要な成分であり、精力剤に含まれる成分として優秀な存在なんです。
精力や勃起に限らず、健康管理のためだけにでも摂取しておきたい栄養素です。
若返りのビタミンこと「ビタミンE」
ビタミンEは「若返りビタミン」という別名があるくらい、老化に対して働いてくれる成分です。つまり、ビタミンEもポリフェノール同様に強力な抗酸化作用がある成分になります。
だから、ビタミンEも血管の健康には欠かせない成分なんです。
また、ビタミンEは血液中にも存在していて、その役割が「血液中のコレステロール(脂肪)の酸化を防ぐ」ことなんです。
血流は血管の健康だけではなく、血液事態がドロドロになってしまうと悪くなります。
これを防ぐビタミンEは血管と血液の両方からアプローチするマルチな役割をしてくれる栄養成分なんです。
EDの併発率が高い生活習慣病の中に「高脂血症」があります。
高脂血症の予備軍でもある「血中のコレステロールが高い人(血液中に脂質が多い人)」は脂溶性であるビタミンEが直接コレステロールへ働きかけてくれる特性を持っているためオススメされます。
この特性を踏まえるとビタミンEは勃起に対して一石三鳥の成分とも言えますね。
医療分野でも注目されるナイアシン
あまり聞き覚えのない成分「ナイアシン」ですが、実はビタミンBの1種で血流の健康に貢献している成分なんです。(昔はビタミンB3と呼ばれていました。)
ナイアシンは肩こり・冷え性といった人にゴリ押しされる成分で、肩こりや冷え性の主な原因は血流の低下(血液の滞り)にあるため、その血流を改善する役割を果たしてくれているんです。
ナイアシンは投与量によっては医療に用いられるほどの効果を発揮するレベルです。
血中のコレステロール・脂肪を減らす働きもあり、毛細血管を拡張させる性質ももっていることから、血流改善という意味では勃起に対しても有効的な成分と言えます。
精力剤による効果と勃起の変化
自慢ではありませんが、管理人は既に20種類以上の精力剤を試し検証している身です。
色々な商品によって実感度合いは違いますが、自分の中で「精力剤による勃起効果」はある程度の結論がでています。
そんな管理人の経験値を元に「精力剤が勃起に対してどのような効果があるのか?どんな風に変化するのか?」紹介していきましょう。
勃起効果が現れるまで1~3ヶ月かかる!
精力剤は医薬品ではないので、即効性はありません。だから、「飲んで数時間後に効く」「2~3間で効果が現れる」ということはありません。
精力剤はあくまでも機能食品あり、勃起に対して有効的な栄養素を取り入れ、その栄養が身体の機能を高めて初めて実感できます。
ココまで来るのに大体の目安で1~3ヶ月す。もちろん、個人差があり、誰でも共通して言えるほどのものではありません。
経験上、飲み始めて3週間くらいで実感できる場合もあれば、2ヶ月間使ってやっと変化がわかるような場合もありました。
中には3ヶ月飲んでも全く勃起に変化を感じないパターンもありました。
そんな管理の経験から言わせてもらうと、どれだけ早く実感できたとしても3週間はかかります。
これでも個人的には即効性は高いと思っています。
即効性が高すぎる精力剤は危険視するべし!
むしろ、「飲んですぐ勃起効果が現れた」といった精力剤の場合は危険だと思ってください。
ED治療薬のような医薬品であれば何の問題もありませんが、「医薬品ではない」と謳って販売している精力剤で、数時間後や数日後に効果が現れるのは配合されている成分に違法性が高いと言えます。
そもそも、医薬品(ED治療薬)と非医薬品(精力剤)の大きな違いは即効性にあります。
即効性が高い有効成分はその分、身体への負担が大きく、副作用などのリスクが高くなるんです。だから、医薬品認定されていて、正しい知識がある人(医者・薬剤師)からしか入手できないんです。
勃起効果に対して即効性を求めがちですが、精力剤に即効性はないということは重々に把握しておきましょう。
どんな風に勃起が変わっていくの?
経験上、精力剤で「勃起力が高まっているっ!」というハッキリとした実感はそこまでありません。それを感じ取れるほど急な変化があるのはED治療薬のみです。
精力剤の場合、数週間~数ヶ月後に実感できるので、急な高低差がないので変化がわかりづらいんです。
グラデーションのように複数のステップを刻みながら変わっていくと思ってくだい。
それも数ヶ月かけてのグラデーションなので、1ヶ月前の色のことなんか忘れてしまい当初の能力は正確に比較し辛いです。
「気づいたら勃起の調子がイイ!」というのがもっと的確な表現かもしれませんね。そのくらいナチュラルです。
確かに精力剤で「飲んでその日に勃起に変化があった」というパターンもないわけではありません。
相性という理由もありますが、1番考えられるのは「精神的な作用」だと思います。プラシーボ効果と呼ばれるやつです。
プラシーボ効果の「プラシーボ」とは偽薬のこと。プラシーボ効果は薬でも無いはずの物を飲んだのに薬を飲んだ時と同じように症状が回復することなどを意味する。
この場合、精力剤そのものが勃起に対して働きかけたわけではありません。なので、飲み続けた所で再現性はないです。
逆に何度も効果を実感できる場合は違法性のあるヤバイ商品という可能性が強くなります。
精力剤の効果において即効性は無縁だということをしっかり理解しておきましょう。
勃起力と持続力のだけならED治療薬の方が合理的
「勃起の硬さ、持続力」だけを求めるならばED治療薬(勃起薬)が最も合理的であり有効的なアイテムになります。
※バイアグラはED治療薬の代表的な商品です。
ED治療薬は”勃起に悪影響を及ぼす物質を阻害する”という仕組みで勃起力を高める働きをしてくれます。勃起が萎える物質を薬でぶっ飛ばすわけですから持続力も高まります。
しかも、この作用が服用して30分~1時間後には現れるわけですから、扱いやすさや操作性も抜群です。
もちろん、副作用リスクや高コスト(1錠あたり)などのデメリットもありますが、「手っ取り早く勃起力と持続力を高めたい」という人にピンズドな商品なんです。
極論、明日死ぬのが確定していて、チンコが勃たない状況なら間違いなくED治療薬に飛びついています。笑
それくらい合理的にED治療薬は勃起の問題を解決してくれます。
中でもシアリスは管理人のイチオシです。(使ったことありませんが…苦笑)
- 効果の持続時間が長い。
- 副作用のリスクが少ない。
- 服用の状況に左右されない。
この3点から、他のED治療薬よりも頭一つ抜けている能力を持っています。管理人が使用するとなれば間違いなくシアリスを選択すると思います。
それぞれのED治療薬の特徴とオススメする理由は以下のページで詳しく解説しているので参考にしてください。
3大勃起薬(ED治療薬)であるバイアグラ、シアリス、レビトラについて、管理人の独自リサーチと経験からナンバーワンを決めてみました。
勃起力と維持力は男性ホルモン抜きじゃ語れない!
勃起力や持続力は血流だけが全て握っているわけではありません。
勃起に携わる身体機能の総合得点こそが強い勃起や維持となって現れます。
上記ではその中でも重要な血流にスポットをあてて紹介しましたが、トータル的に考えると男性ホルモンの方が幅広い勃起対策と言えます。
もちろん、人によって不足・マイナスの部分をピンポイントで補うことが最も効果的です。
その点で言うと、「なぜ自分の勃起が不調なのか検討もつかない」という人は勃起を広範囲で牛耳っている男性ホルモンにスポットをあてて対策する方が合理的だとも言えます。
男性ホルモンを増やせば勃起力も釣られて上がる
男性ホルモンが増加すれば結果的に勃起力は高まります。
流れとしては
1.男性ホルモンの増加
2.精力(性欲)の増加
3.性的な興奮が増加
4.勃起力のアップ
勃起の原点は性欲であり、その欲の強さなので、それらを牛耳る男性ホルモンが増えると勃起力も高まるわけです。
「興奮の強さ」と「勃起の強さ・硬さ」は比例します。(男なら誰でも理解できると思います。)
男性ホルモンの増加方法と性欲との関係はコチラで解説しています。
まぁ、どれだけ性的興奮があっても、血流に問題があれば勃起はしないんですけどね…
やはり、勃起は総合得点ですね。
男性ホルモンの増加で持続力も上がる
性的興奮を高めるわけですから、勃起の持続力にも関わります。
- コンドーム装着中の萎え
- 本番中の中折れ
これらは性的興奮の波が上下してしまうことで陥っている可能性もあります。
男性ホルモンが高めて、性的興奮を高いポジションで維持できるようになれば、興奮のムラが少なくなるため、勃起の持続力にも繋がるわけです。
男性ホルモンという土台に勃起が乗っかっている仕組み上、勃起はどうしても男性ホルモンの増減の煽りを受けてしまいます。
その影響で持続力を低下させないためにも、男性ホルモンの分泌量の維持や増加は重要になります。