精力剤の成分・原料
精力剤は商品によって含まれている成分・原料は様々です。
この成分や使用している原料の違いが商品ごとの特徴となるわけですが、自分に合った精力剤を見つけるためにも重要なポイントになります。
また、精力剤に含まれている材料は「成分タイプ」と「原料タイプ」の2つに別れています。
- 成分タイプ
- シトルリン、アルギニン、亜鉛、オキソアミヂン…など
- 原料タイプ
- マカ、クラチャイダム、トンカットアリ、朝鮮人参、スッポン、ニンニク…など
精力剤に使われている材料の違いで、精力剤そのものが変わってきますし、組み合わせ、バランス、配合量によっても効果は大きく変化します。
また、この材料の違いから精力剤は大きく3タイプに別けることができます。
- 「成分だけをバランスよく配合して作られている精力剤」
- 「原料のみ組み合わせて作られている精力剤」
- 「成分・原料の両方を使用して作られている精力剤」
どのタイプが一番良いなどはありませんが、自分の身体に合った精力剤を使うことで、実感度合いは大きく変わってきます。
それでは精力剤に含まれている成分と原料の特徴や効果・効能を詳しく見ていきましょう。
精力成分
人間の三大栄養素は「脂質、炭水化物、タンパク質」というのは有名な話。しかし、精力・勃起における重要な栄養素は少し違い「ミネラル、アミノ酸、ビタミン」の3つになります。
精力剤ではこの3つの栄養素が上手く組み合わされて作られています。
それぞれ含まれている栄養素には特徴や役割があるので、精力や勃起に対しての有効性をチェックしていきましょう。
ミネラル
ミネラルは男性ホルモンを分泌する生殖器官に多く含まれている栄養素で、不足することで精力・勃起の機能低下が考えられます。
精力剤で代表的なミネラルといえば「亜鉛」です。欧米ではセックスミネラルとも呼ばれており、男の精力・勃起にとってミネラルは欠かせない存在なんです。
性のミネラルとも呼ばれている亜鉛。男性機能の臨床実験でも有効性が確認されています。そんな亜鉛が与える効果を詳しく解説していきましょう。
アミノ酸
アミノ酸が集合することでタンパク質となるわけですが、精力・勃起に関してはアミノ酸の方が重要視されています。
必須アミノ酸・非必須アミノ酸ともに、アミノ酸は体内で作られる酵素に深く関わっています。そして、この酵素こそが低下してしまった精力・勃起に働きかける重要な役割をしているんです。
血管の老化を防止する栄養素として有名なアルギニン。血管・血流の健康は勃起力に欠かせない存在です。アルギニンの持つ効果・効能を詳しく見てみましょう。
アルギニンとシトルリンは深く関係している栄養素です。精力剤の内容成分としても定番のシトルリンの精力・勃起効果について詳しく見ていきましょう。
ビタミン
ビタミンは老化とともに不足がちになる栄養素です。また、ビタミンD以外は外部から摂取しなければならない必須ビタミンになります。
ビタミンは血管や神経などの健康維持に重要な働きをしており、血管と神経で成り立っている勃起にとって重要な成分なんです。
精力原料
昔から精がつく食べ物として「ニンニク」「うなぎ」などは有名です。
実際に、これら食材・原料にははミネラル、アミノ酸、ビタミンが豊富に含まれていおり、栄養学的に見ても精力・勃起に対して効果的な食材です。
精力剤において精力成分ではなく、精力原料を使うのはの吸収率が高いからです。
人工的に配合された成分バランスよりも、自然界で作られ育った原料の方が栄養バランスが整っており、その結果、吸収率を高めているからです。
植物系の精力原料
植物系の精力原料として有名なのは「マカ」「クラチャイダム」など。完全食と呼ばれるくらい栄養価のバランスが高く、豊富な成分を含んでいることから多くの精力剤で使われています。
今や男性機能に対するサプリとして定番となっているマカ。なぜ、ここまでマカが精力・勃起に対して評価されているのかを栄養成分とともに解説しましょう。
動物系の精力原料
俗に言う「ゲテモノ食材」が動物系の精力原料になります。「マムシ」「サソリ」「スッポン」などは動物系の原料として昔から多くの精力剤に使用されています。
最近では海産物にも高い栄養価を持つ原料が多いことから、「牡蠣」「しじみ」などにも注目されています。(海産物も動物系の原料に含めています。)
牡蠣に含まれる精力増強成分!栄養価は「生」or「加熱」どっち!!
食材の中で最も亜鉛が含まれている牡蠣。他にもタウリンといった精力増強・勃起力アップに有効的な栄養素が含まれています。