朝立ちが精力(ED)と本当に関係しているのか!?
前回は朝立ちがなくなった人をビビらせるような内容になってしまいましたが、今回は朝立ちのメカニズム(仕組み)を説明して、朝立ちと精力減退(ED)の関係を暴きたいと思います。
朝立ちのメカニズムは睡眠のサイクルと関係しています。
睡眠のサイクルでよく聞く「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」
レム睡眠=浅い眠りの状態
ノンレム睡眠=深い眠りの状態
レム睡眠
・寝ているのに脳が動いている状態
・筋肉などの疲労を回復
・トイレで起きたくなる
・物音で目覚めやすいい
・目覚めが良い
ノンレム睡眠
・脳も身体も休んでいる状態
・身体を支える筋肉は働いている
・ストレスを解消させている
・成長、性ホルモンの分泌をしている
・居眠り状態はほぼノンレム
人間が夢を見るのはレム睡眠の時で、体は寝ているけど、脳が動いていて記憶の整理などをしていることで夢を見ていると言われています。
そして、基本的に人間の睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠を90分ごとにサイクルして睡眠をしているんです。
朝立ちとレム・ノンレム睡眠
人間は基本的に浅い眠りの状態(レム睡眠)で朝目覚めます。レム・ノンレム睡眠というサイクルの中、目覚める時はレム睡眠でフィニッシュという事です。
そして、朝立ちはレム睡眠の時に起こる現象です。
要は、朝立ちとはペニスの金縛りに近い現象なんです。
金縛りは脳が動いている(意識がある)けど、
体が動かない状態で、この延長線上にあるのが朝立ちということです。
だから、朝立ちは目覚めて数分もすると完全に収まります。
(たま~に長く継続するときもありますが、、、)
朝立ちは睡眠の質、状態(サイクル)の問題で起こりうる生理現象なので、
男性の精力減退・EDとはほとんど無縁の関係なんです。
ただし、睡眠習慣と精力減退(ED)は関係しているので、まったく関係ないとは言いきれないのが事実です。しかし、最近朝立ちがなくなったという問題でEDの前兆?サイン?と慌てふためく心配はないってことです。
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