精力剤の成分
ビタミンB群
ビタミンB1、B5、B6、B12などのビタミンB群は精神的なビタミンと呼ばれていいます。
ストレス、緊張、集中力といった精神に強く働いているビタミンで、自律神経を安定させるという事にもつながるので、精力剤にとっても欠かせない成分群。
ストレスや精神的な問題を抱ええると、体内のビタミンB群は大きく消費されてしまうので、外部から取り入れることが重要なんです。
精神的な要因で中折れや勃起障害になるパターンもあり、勃起と精神は切っても切り離せない存在。
ビタミンB群は人間のストレスの緩和、緊張の緩和に必要な構成成分の1つなんです。
亜鉛
セックスミネラルなんて呼ばれている男性にとっても女性にとっても重要な成分が亜鉛です。
亜鉛は男性の精子の生成に必ず必要となる成分です。
亜鉛が欠乏してしまうと、精子を製造する材料がなくなったという状況です。もちろん、精子の中にも亜鉛は含まれていて、亜鉛が減ってしまうと精子の質や運動性にも影響すると言われています。
そういった精子の構成成分として多くの人に知られることになり、今では男性不妊症に繋がる研究結果も報告されています。
男性の亜鉛摂取量は1日に15ミリグラム。(参考:(問14) 栄養機能食品の規格基準及び表示の基準とは、どのようなものか。|厚生労働省ホームページ)
食生活では亜鉛を十分に摂取するのは難しいらしく、意識して摂取していないと15ミリグラムにはなかなか届かないのが現実。
亜鉛に気を使った食生活やサプリを飲んだとしても、十分摂取できていないっていうケースが多いみたいです。
シトルリン
最近になって精「力剤には含まれていて当然」と言われるようになった成分で、血流や血管拡張といった人間の血管機能を維持する為に重要とされているアミノ酸です。
シトルリンは体内で吸収されるとアルギニンという成分にかわります。この時に、体内で一酸化窒素(NO)を発生させて、内臓器官の正常な働きを管理している成分なんです。
シトルリンと精力剤(精力効果)の詳しい話はこちらのページで紹介しています。
アルギニン
アルギニンも亜鉛と同様に精子の主成分になる成分で、精子の量・質に大きく影響を与えてくれるアミノ酸の一種です。
アルギニンとシトルリンはとても密接な関係があり、精力剤でも定番とされている成分です。
詳しくは「アルギニンと精力」について紹介しています。
トンカットアリ
マレーシアで愛されているハーブ。
トンカットアリは生殖器官の健康管理や機能を維持する役割があり、男性の精力や勃起力のサポートに役立たされています。
また、トンカットアリは多くの大学医学分野で研究がすすめられている原料で、最近では健康サプリなどの分野でも活躍するほどのものなんです。
ソフォン(赤ガウクルア)
ソフォンはタイのメコン川流域でとれるマメ科の熱帯植物です。タイでは古くから、滋養成分が多く含まれているということからから愛されてきた植物です。
男女問わずに性ホルモンのバランスを保つ役割が特徴的です。
最近では女性のエイジングケアとして化粧品なんかにも配合されている原料です。
イチョウ葉
イチョウ葉(イチョウ葉エキス)はヨーロッパで健康によいハーブとして知られており、最近だと医療の分野でも研究が進んで天然の原料です。
また、イチョウの葉はアレルギー成分が多く含まれているため、アレルギー物質を取り除いてある加工されたものだけを摂取が基本。普通に食べたりすると危ないので注意してください。
フラボノイド、ギンコライドといった特有の成分が含まれており、人間の健康生活・健康維持を管理する成分としてサプリでも注目されています。
こういった特有の成分が含まれていることから、最近では精力剤にも少量ではありますが、使用されることが多くなってきました。
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